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ANABASIS |
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紀元前401年、敵地に取り残されたギリシャ人傭兵1万数千は、母国を目指して6千キロにおよぶ大逃避行を敢行する。 その手に汗を握る記録がANABASIS(アナバシス)である。 数々の名建築を世に送ってきた著者である建築家・村井敬によれば、建築家もしばしばアナバシスに見舞われるという。 良き建築設計をなさんとして、批判を受け、矢面に立ち、裏切られ、ついにはアナバシスの世界を彷徨う。 建築家の数々の脱出行はいかにして達成されたか、近年の実作に即して語りつくす。 |
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−目次−
Prologue クッセノフォンと建築家 2-3 Book1 3つの医科大学 4-5 Book2 3つの議事堂 6-7 Book3 常陸太田の街作り 8-9 Book4 3つの市役所 10-11 Book5 3つの文化ホール 12-13 Book6 3つの美術館 14-15 Book7 3つの国家計画 16-17 Book8 3つの教育施設 18-19 Book9 3つの大学 20-21 Book10 3つの図書館 22-23 Book11 3つのオフィスと1つの海外オフィス 24-25 Book12 3つの共同住宅 26-27 Book13 3つの教会 28-29 Book14 3つのホテル 30-31 Book15 3つの芸術センター 32-33 Book16 つくば市の街作り 34-35 Book17 3つのカンファレンスセンター 36 Book18 3つのYビル 37 Book19 3つの医療施設 38 Book20 3つの住宅 39 Epilogue アナバシスと私 40-41 |
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著:村井敬 発行:建築ジャーナル 定価:本体1,800円+税 発行日:2015年10月30日 体裁/頁:A4判/44頁 ISBN:978-4-86035-751-1 |