

霞が関発表からは見えない現実が地方にはある。地方の新聞、テレビ、独立系メディア、ドキュメンタリーなどの実践から、メディアが地域における公共インフラとなりうるのか、その使命と課題、可能性を考える。地方で起きている現場を通して、日本社会そのものを照らし出す。
「地方とメディア」より
ジャーナリズムの可能性
山田厚史さん(デモクラシータイムス共同代表)と考える 前のめりに倒れたい│加藤裕則 4
地方から日本社会を問う
究極の「オールドメディア」が変えた町│五百旗頭幸男 6
時をためるくらし、時をつなぐメディア│伏原健之 8
「伝える」だけでなく、その先へ│真鍋俊永 10
地方メディアは何と闘っているか
地方に息づくジャーナリズム 「志」を維持する記者たちと問われる全国紙 西日本新聞と熊本日日新聞の特ダネにみる反骨心│加藤裕則 12
調査報道が地域・社会を変える
自らの正義感を疑う 映画『揺さぶられる正義』で問いたかったこと│上田大輔 15
コンサル栄えて国滅ぶ「過疎ビジネス」 記者に身捨つるほどの地域はあるか│横山 勲 18
「東京変貌」68カ所の再開発を徹底調査/8000億円近くの税金つぎ込む│中澤 誠 20
風化と忘却はなぜ進むのか やまゆり園事件10年の現在地│成田洋樹 22
地域・社会における公共インフラとして
読者の「知りたい」から始まる報道 「あなたの特命取材班」とローカルメディア連携の8年│坂本信博 24
映像を通した 沖縄での私の立ち位置から│原 義和 26
Tansaの挑戦│渡辺 周 28
地域の埋もれている問題に光を当てる 小さなウェブメディアでもできること│浅野善一・浅野詠子 30
誰が正しいかではなく、何が正しいか 「ヤツココ(八代市議会、ここだけの話)」が生んだ市民の情報共有│小島尚貴 32
総論
地方メディア発の情報を埋もれさせないために│高田昌幸 34