集住体の研究

2024 1月号No.1350

建築ジャーナル

定価:900円+税

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特 集

集住体の研究

日本における最初期の鉄筋コンクリート造集合住宅が建てられるきっかけとなった関東大震災から100年、『都市住宅』が1973年の年間テーマを「集住体」としてから50年。時代とともに変化してきた日本の住宅政策と集合住宅の歴史を振り返り、集まって住むことの意味とこれからを問う。

1月号特集「集住体の研究」より

  • 論考

    集合住宅はどう受容されたか 同潤会アパートからタワマン文学まで|竹内孝治 4

    女性が家を持つことを想定していない社会 フェミニズムの視点から日本の住宅政策を考える|葛西リサ 8

  • 歴史的集合住宅を見に行く

    保田窪第一団地1991[熊本市帯山]大きな屋根の下で皆が暮らすような感覚|長野聖二 10

    今井ニュータウン1998[長野市川中島町今井原]みちのある集落の構想|羽藤広輔 12

    ハイタウン北方1998-2000[岐阜県北方町]ハイタウン北方再訪|清水裕二 16

    東雲キャナルコートCODAN 2003-2005[東京都江東区]職住の場は子育て環境へ|葛谷寧鵬 19

  • コーポラティブという選択

    50年史 理想と現実、その成果、そしてこれから|村島正彦 22

    コーポラティブハウスよもやま話|杉山 昇 26

  • 新しい集住の形

    天神町PLACE[東京都文京区湯島]取り持つ中庭|平尾しえな 28

    蒲生シュミグラシ WAnest[埼玉県越谷市蒲生茜街]「専有<共有」という未知のバランス領域へ|和久田幸佑 31

    ヨコハマアパートメント[横浜市西区西戸部町]おだやかに共同体意識を醸成|峯田 建 35

連 載

  • 状況への発言【5】公共建築は誰のものか―地方自治劣化|山本理顕 38
  • 五十嵐太郎の先読み編集局【180】展示場として生まれ変わる傑作住宅|五十嵐太郎 40
  • 希望のプロジェクト【2】共感と理解を生む建築の自律性 CASACO|新美志織 44
  • 伊藤潤一の児童養護施設全国行脚 【22】児童養護施設 若竹寮|伊藤潤一 41
  • まちの胃袋【145】卓さんの蕎麦(パラグアイ共和国アレグア)|山崎 亮 48

情報ポスト

<BOOK>
本をめぐる対話 ホルヘ・アルマザン×松原隆一郎 2|伏貫淳子 42
<読者の視点>
読者の視点 オートハマーズ社長が来た|中畑 彩 43

建築

久慈設計(岩手県盛岡市)
UID(広島県福山市)
窪田建築アトリエ(山口県岩国市)
イン-デ-コード design office(栃木県宇都宮市)
福本設計(奈良県奈良市)

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