磯崎新とは何だったのか

2023 12月号No.1349

建築ジャーナル

定価:900円+税

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特 集

磯崎新とは何だったのか

歴史的位置づけ、主要著作を読む、磯崎新の建築を見に行く、の三本立てで、磯崎新の幻想と現実に向き合う。

10月号特集「磯崎新とは何だったのか」より

  • 磯崎新を位置づける

    Ⅰ 磯崎新とは何だったのか|松山 巖 2

    Ⅱ 和様化を体現した建築家|難波和彦 4

    Ⅲ 磯崎新との距離|日埜直彦 6

  • 磯崎新の4 部作

    『現代建築愚作論』[1961]を読む ハッタリ屋遁走曲―社会をまなざす仕掛け人たち|吉野良祐 7

    『空間へ』[1971]を読む なぜ磯崎には批評性がないのか|山本 至 9

    『建築の解体』[1975]を読む 建築と、七燈の解体|江本 弘 12

    『手法が』[1979]と『建築の修辞』[1979]を読む 手法・修辞論の現代性|橋本吉史 16

  • エピソード

    磯崎新の福岡、六本松アトリエ時代|佐藤俊郎 18

  • 磯崎新の建築を見に行く

    岩田学園1964+旧・大分県立大分図書館1966[大分県大分市]大地への暴力、内包する矛盾|石井翔大 21

    北九州市立美術館1974+北九州市立中央図書館1974[福岡県北九州市]ダイナミックな空間展開|照井善明 24

    群馬県立近代美術館1974[群馬県高崎市]非人間主義の建築|印牧岳彦 27

    つくばセンタービル1983[茨城県つくば市]住民をやさしく包むスキャンダラスな量塊|種田元晴 30

    水戸芸術館1990[茨城県水戸市]磯崎新が見据えた建築のその先|津川恵理 34

連 載

  • 状況への発言【4】磯崎新を位置づけるⅣ お礼を言いそびれてしまった|山本理顕 38
  • 五十嵐太郎の先読み編集局【179】南三陸と石巻のメモリアル施設をまわる|五十嵐太郎 46
  • 伊藤潤一の児童養護施設全国行脚 【21】児童養護施設 筑波愛児園[後編]|伊藤潤一 47
  • まちの胃袋【144】屋台の揚げバナナサンド(ペルー共和国リマ郡ルリン地区)|山崎 亮 48

情報ポスト

<BOOK>
石井翔大著『恣意と必然の建築:大江宏の作品と思想』を読む|種田元晴 40
<福島>
メガソーラーの森林破壊 カーボンニュートラルへの混乱|遠藤知世吉 42
<BOOK>
本をめぐる対話 ホルヘ・アルマザン×松原隆一郎1|伏貫淳子 43
<読者の視点>
エンジン駆動の車と同じ構造|中畑 彩 44
<book>
女たちの知恵と勇気とやさしさ|清水靖子 45

建築

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