詩人の家Ⅱ

2023 6月号No.1343

建築ジャーナル

定価:900円+税

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特 集

詩人の家Ⅱ

住宅は住む人の世界観を表す。詩人の家はその詩世界に満たされ、尽きせぬ魅力がある。伊良子清白、堀口大学、立原道造、吉本隆明、岸田衿子、吉原幸子、吉増剛造、長尾重武、浅野言朗…。詩人の設計した家、詩人の住む家、詩人のいた家をめぐって、改めて住宅を設計する意味を考える。好評を博した2022年5月号「詩人の家」の第2弾。

6月号特集「詩人の家Ⅱ」より

  • 堀口大學「葉山の家」

    インタビュー ミューズと対話する詩的空間|堀口すみれ子 3

    散策のすゝめ 箱庭の空気感と堀口大學の詩|桑原洋一 6

    訪問記 海の響をなつかしむとき|當眞嗣人 8

  • 立原道造「秋元邸」

    しゃれた洋風の生活を包む一室住居 立原道造による唯一の実現作「秋元邸」|種田元晴 10

  • 谷中の岸田衿子邸

    遊びと創作の場 誰もが訪れやすい家|水澤明人 14

  • コラム 猫屋台を探して

    吉本隆明が暮らした街|連ヨウスケ+山川 陸 18

  • 鳥羽市「伊良子清白の家」再移築

    漂泊する家|大室佑介 20

    日光抄 その六十一/薬箱|平出 隆 23

  • 国分寺の家

    建築家、建築史家、詩人 3つの背景が生んだ建築|長尾重武 24

    訪問記 史的教養と詩的素養が導く、心地よい格調|種田元晴 27

  • 森の諧調

    建築と詩の間合い MetamorphosisとFerrofluid|浅野言朗 28

    中軽井沢散策 沓掛・長倉・星野・千ヶ滝・上ノ原をめぐって|浅野言朗 32

  • Poetry space 水族館

    吉原幸子が見つめた世界|内山媛理 34

  • 吉増剛造の家

    津波被災地 宮城県石巻市牡鹿半島先端 鮎川地区で「詩人吉増剛造の家」をつくる話|細田みぎわ 36

連 載

  • 五十嵐太郎の先読み編集局【173】「美しい都市 醜い都市」再び|五十嵐太郎 39
  • 伊藤潤一の児童養護施設全国行脚 【15】サーフサイドセヴン茅ヶ崎ファーム[前編]|伊藤潤一 43
  • 短期集中連載【3・最終回】インタビュー なぜ私は学長をクビになったか|山本理顕 44
  • 手入れ/ Repair【6・最終回】トー横キッズ|井上 岳/大村高広/齋藤直紀 46
  • まちの胃袋【137】木果のジンジャーレモン(鹿児島県宇検村)|山崎 亮 48

情報ポスト

<沖縄>
「第32軍司令部壕」保存・公開活動の意義|福村俊治 40
<福島>
12年後の飯館村の春 復興拠点区域の避難指示解除|遠藤知世吉 42

建築

日建設計(東京都千代田区)
水谷俊博建築設計事務所(東京都武蔵野市)
UAo(東京都渋谷区)
ちびっこ計画・大塚謙太郎一級建築士事務所(大阪市生野区)
齋藤和哉建築設計事務所(仙台市青葉区)
arc-d(群馬県太田市)
TAC設計室(名古屋市東区)
安宅設計(東京都新宿区)
山下設計九州支社(福岡市博多区)

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