建築と福島

2023 3月号No.1340

建築ジャーナル

定価:900円+税

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特 集

建築と福島

これは、2日間にわたる福島視察ツアーの記録である。福島では、実に多くの建築が3.11を理由につくられた。庁舎、学校、公営住宅、交流館、資料館、伝承館、博物館、商店街、メモリアルパーク、運動施設…。2022年3月号で調査した時には主なものだけで100以上があった。人口が8割減、9割減という町村もあるというのに、いったいどんなものができているのか、興味がそそられた。同行者は、五十嵐太郎、小田原のどか、加藤裕則、佐藤敏宏、髙木義典、飛田晋秀、山崎太資、西川直子の8人。世界文明史に残る大惨事の現場周辺をめぐって見たものは。全行程表付き保存版。

3月号特集「建築と福島」より

  • 原発事故被害区域をゆく|飛田晋秀 4

  • 福島建築ツアーの行程 10

  • 座談会

    福島建築ツアーで見えてきたこと|五十嵐太郎×佐藤敏宏×飛田晋秀×加藤裕則×髙木義典×小田原のどか 18

  • インサイド/アウトサイド

    異なる時間が混在する風景|五十嵐太郎 24

    柳美里が始めた新荒野「フクシマ」におけるまちづくり|佐藤敏宏 26

    「復興」という言葉への疑問|飛田晋秀 28

    フクシマをどうやって伝え、残すのか|加藤裕則 29

    現地からの声に耳をすませて|髙木義典 32

    第三者としてのモニュメント|小田原のどか 34

連 載

  • 短期集中連載【1】インタビュー なぜ私は学長をクビになったか|山本理顕 36
  • 五十嵐太郎の先読み編集局【170】磯崎新の思い出を語る|五十嵐太郎 38
  • 伊藤潤一の児童養護施設全国行脚 【12】児童養護施設 興正学園[後編]|伊藤潤一 39
  • 古川保の伝統構法万歳【58】|古川 保 40
  • 前川國男論◎戦後編【59】指名コンペ当選案とMID同人への思いを遺して|松隈 洋 42
  • まちの胃袋【135】ベルヴェデーレの春菊としらすのペペロンチーノ(千葉県佐倉市)|山崎 亮 48

建築

山本理顕設計工場 (横浜市神奈川区)
ユマ設計(京都市下京区)
コンパス建築工房 (大阪市都島区)
小川建築設計事務所 (北九州市八幡東区)

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