石上純也研究

2021 10月号No.1321

建築ジャーナル

定価:900円+税

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特 集

石上純也研究

建築をつくることが即、人々の幸せにつながり、明るい未来へと変えることになると単純には思われない時代にあって、まったく新しい概念を建築に与える建築家がいる。実際に見て、議論するシリーズ第2弾。とりあげるのはフラジャイル(こわれやすい)で、エフェメラル(はかない)な石上純也の建築。建築がアフター(ありあまる)になった時、それでもつくる意味とは。建築家の実作を通じて若い世代とともに考える。

「石上純也研究」より

  • 座談会

    石上純也と建築のこれから|石井翔大×津川恵理×服部一晃×林 咲良 4

  • 石上建築体験記

    ワンダと巨像と石上純也|石井翔大 14

    空間をつかさどるもの|林 咲良 15

    凍りついた光景|服部一晃 16

    根源的な問いかけ|津川恵理 18

  • 5つの石上建築を巡って|西川直子・高木拓哉・山崎太資 19

  • パビリオン・トウキョウ2021「木陰雲」見学記

    仮設「建築」に何が可能か|ロンロ・ボナペティ 22

  • 石上建築ガイドマップ 24

  • 論考

    石上純也建築に宿る社会性を読む|山本 至 25

連 載

  • 五十嵐太郎の先読み編集局【153】オリンピックと都市空間|五十嵐太郎 29
  • 見えない都市【11】都市になる―前編|連ヨウスケ+山川 陸 30
  • 手づくりこしらえの記【9】革のトートバッグ|坂口恭平 32
  • 小さな町 川尻の震災報告【50】古川保の伝統構法万歳【震災編】|古川 保 36
  • 前川國男論◎戦後編【42】ル・コルビュジエの訃報を前にして|松隈 洋 37
  • 現代建築家宣言【10・最終回】終わりなき宣言文|若林拓哉 42
  • まちの胃袋【118】そば庄の出石そば(兵庫県豊岡市)|山崎 亮 48

情報ポスト

<街路樹伐採問題>
東京の樹木は危急存亡の秋|愛 みち子/原田あきら 34

建築

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