2015年4月号 「3.11から4年 2 原発事故と建築家」

2015 4月号No.1237

建築ジャーナル

定価:900円+税

東日本版
中部版
西日本版
九州版

特 集

「3.11から4年 2 原発事故と建築家」

3.11から4年。「巨大防潮堤」「かさ上げ」「除染」「早期帰還」だけでは済まされない問題が横たわり、さまざまな矛盾が露呈している今、真の意味での被災地復興は、これからが本番だ。4年経った現在でも、47都道府県、1,154の市区町村に分散して生活している震災被災者のうち、原発事故避難者は約12万人。今回は、このような実情を踏まえ、専門家に何ができるかを問いかける。

「3.11から4年 2 原発事故と建築家」より

  • 原発事故現場20km圏内を見て|五十嵐太郎、浅子佳英、青井哲人、中川 純、芳賀沼 整、浦部智義 12

  • 双葉郡フィールドワーク報告記 15

  • <座談会>福島・原発避難・復興・モラルを考える 16

  • 原発事故と弁護士|河合弘之 22

  • <インタビュー>福島の現状から、全国の建築家に訴える-辺見美津男さん

連 載

  • シリーズ 年間テーマ 戦後建築の70年[4]ニュータウンの夢と現実 団地と住宅公団の歴史から|村上 心 34
  • 業界をよむ【第10回】「看護師」のトピック8 病院設計のプロセスに、看護師こそ参加すべき『看護管理』編集部 6
  • 兼松紘一郎が巡る建築家模様 [28]沖縄の風土に一魂を込めて―根路銘安史|兼松紘一郎 9
  • 古川保の伝統構法万歳! [76]省エネ法義務化は真の省エネになるのか8|古川 保 26
  • 住宅医がゆく! 改修補強の現場から [4]温熱改修の優先順位は高くしよう|辻 充孝 28
  • 「原発と建築家」その後持続する意志 [4]建物に燃費という概念を!家を建てる価値の選択肢の一つと認識すべき|竹内昌義 39
  • 都市計画は誰のためにあるか [38] 歩行者空間整備運動のうねり8 ヨーロッパ|中野恒明 40
  • 五十嵐太郎の先読み編集局 [75]毛利悠子のモレモレ東京|五十嵐太郎 43
  • 前川國男の求めたもの[37]大東亜建設記念営造コンペをめぐって|松隈 洋 44
  • 仕事場[4]徳田英和/徳田英和設計事務所 6人の建築家が切磋琢磨するシェアオフィス 48
  • まちの胃袋 [40]キトウシ森林公園の行者ニンニク醤油漬 北海道東川町|山崎 亮 50

地域の話題

<北海道>
実践! パッシブ換気2 30
<福島>
教訓としての「風土」を考える 31
<埼玉>
「うらわ建設塾」3「埼玉の建築スケッチ」など 32
<福岡>
第16回JIA九州建築塾 33

作品

※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります

東日本版
<建築最新事情>
富永讓+フォルムシステム設計研究所(東京都文京区)横須賀市救急医療センター・横須賀市医師会館/八幡厚生病院新本館棟
<建築集>
渡辺治建築都市設計事務所(神奈川県川崎市)
藤原設計+アルファム(東京都世田谷区)
中部版
<建築集>
諸江一紀建築設計事務所(名古屋市昭和区)
西日本版
<建築集>
小西建築設計事務所(兵庫県小野市)
九州版
<建築集>
アーキテクト憧(福岡市中央区)

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