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建築ジャーナル
2014
8月号
No.1227
定価:900円+税

特集

壊さない選択 公共建築のリノベーション

 


少子化や市町村合併で、余剰となった学校や市町村役場の有効活用が急務の課題となっている。一方で、経済成長とともに建設された公共建築ストックの維持管理費が自治体経営を圧迫し始めている。今回は、高校体育館を庁舎に転用した富山県氷見市の事例を中心に、公共建築のリノベーション、コンバージョンから生まれる「市民協働」について考察する。

「壊さない選択 公共建築のリノベーション」より

■氷見市庁舎 現地ルポ
体育館を改修した新庁舎で、市民と行政の「協働」が始まる

012
■氷見市庁舎
機能から生まれた船底天井 寒さ対策が重点事項|降旗範行さん・酒井千草さん
016
■次世代公共建築を支える地域連携
一歩先ゆく自治体の公共建築を起点にした取り組み|後藤秀昭

018
壊さない選択 公共施設のリノベーション|大絵晃世
021



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東日本版
中部版
西日本版
九州版



【連載】
建築家をめざす若い人に伝えたいこと 2 横河健さん   好きなことをやれ、そして社会構造の形成に参加を 002

業界をよむ【第2回】「ホテル・旅館」のトピック11
           二つのオリンピックの間で「設計」と「ニーズ」の新潮流探る―武田真理子 006


兼松紘一郎が巡る建築家模様 [20] 自然の緑と地域色と―富田玲子 009

古川保の伝統構法万歳! [68] 省エネ法義務化は真の省エネになるのか 024
反電磁波講座 [105] 「プラチナバンド開始と頻発する反対運動」―加藤やすこ 026

都市計画は誰のためにあるか [30] ニューヨーク2―中野恒明 040

前川國男の求めたもの [29] 上海の集合住宅を手がける―松隈 洋 044
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [20] 「制度空間」と「自由空間」の両立―延藤安弘 048

五十嵐太郎の先読み編集局 [67] 「ブラジルと日本の建築」 043
まちの胃袋 [32] 「天錦の天丼 静岡県浜松市」 山崎 亮 050

【追悼】
佐野正一先生へ 徳岡浩二 028

【地域の話題】
<フォーカス:熊本> くまもとアートポリスVS政治 029
<宮城> JIA宮城地域会「みやぎボイス」 032
<愛知> 愛知建築士会会長に廣瀬高保さん 033
<愛知> 尾西繊維協会ビル見学会、“価値の循環”の試み 034
<和歌山> 災害支援は建築家の使命 035
<長崎> 九州のMICE計画を検証する 036
<大分> 「林業の母」として―林業は子育てと同じ 037
<宮崎> テナントミックスサポマネ着任から1年 038



【作品】   ※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります



東日本版
<建築最新事情>
前川建築設計事務所(東京都新宿区)
アーブ建築研究所(北海道札幌市)+ジェーエスディー(東京都目黒区)
<建築集>
現代建築研究所(東京都新宿区)
ジャクエツ環境事業一級建築士事務所(東京都港区)
アクアジャパン東京(東京都千代田区)
本間総合計画(宮城県仙台市)
テラ構造設計(宮城県遠田郡)




中部版
<建築集>
入江設計室(名古屋市昭和区)
武藤圭太郎建築設計事務所(岐阜県岐阜市)




西日本版
<建築集>
黒河建築設計(大阪府八尾市)
田中那華男建築事務所(大阪府茨木市)




九州版
<建築集>
設計機構ワークス(福岡市中央区)




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