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建築ジャーナル
2014
7月号
No.1226
定価:900円+税

特集

ハコモノの行方―浜松市の統廃合の取り組み

 


ハコモノ(公共施設)の維持管理が、各自治体で問題となっている。日々のメンテナンス費用、老朽化、耐震診断に伴う莫大な改修費、取り壊しにかかる費用などが地方自治体の財政を圧迫しているのだ。住民サービスを考えれば、維持していかなければならないハコモノは多数あるが、同時に不必要と言わざるを得ないものも存在している。一度完成してしまったハコモノをいかに保持し、処理していくのか。自治体の取り組みをもとに考えていく。

「ハコモノの行方―浜松市の統廃合の取り組み」より

■市保有公共施設の全面的な見直し
厳格な基準による建物の統廃合、再配置判断 浜松市の対策

011
■インタビュー
公共施設は、まちづくりを支えるもの、市域全体で考える視点を|恒川和久
015
■特別寄稿
社会資産としての公共建築の役割|小室大輔

017



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東日本版
中部版
西日本版
九州版



【連載】
建築家をめざす若い人に伝えたいこと 1 堀部安嗣さん   自分の身体感覚に、うそをつかない建築をつくりたい 002
業界をよむ【第1回】「高齢者施設」のトピック9   超高齢化時代のキーワードは「在宅」と「地域」―水野直樹 006
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [19] 究極の「本体」を求めて―室伏次郎 009
古川保の伝統構法万歳! [67] 住む立場からの伝統構法住宅 022
反電磁波講座 [104] 「メガソーラー発電所の電磁場と反対運動」―加藤やすこ 024
老朽化、災害から、地域の身近な建物を守るために@
                 伝統木造の定理を学んで、古い神社を耐震補強―長谷川順一 038

都市計画は誰のためにあるか [29] ニューヨーク―中野恒明 040
前川國男の求めたもの [28] 中国大陸への活路―松隈 洋 044
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [19] 創意と協働と信頼の家づくり―延藤安弘 048
五十嵐太郎の先読み編集局 [66] 「30代前後の建築家が各地で生み出す空間の魅力」 043
まちの胃袋 [31] 「スガキヤのラーメン 愛知県」 山崎 亮 050

【地域の話題】
<focus:愛知> 国産材を使った家づくりを支援、大江忍さん 025
<福島> 放射能対策住宅をメッセージに 028
<群馬> 地域の「流れ」をデザインする 029
<静岡> JIA静岡「設計競技の意義と課題」 030
<愛知> 「AAA30s 住まいが風景をつくる」 031
<京都> 「京都を彩る建物や庭園」3年目 032
<奈良> 町家を生かし、次世代に繋ぐ 033
<長崎> 九州のMICE計画を検証する その1 034
<長崎> 長崎市公会堂の存廃問題 その4 035
<沖縄> 小さな空間でも家庭菜園 036



【作品】   ※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります



東日本版
<建築集>
アライ設計(埼玉県さいたま市)
SOYsource建築設計事務所(宮城県仙台市)
都市環境設計 東京事務所(東京都渋谷区)




中部版
<建築集>
伊藤享設計工房(名古屋市昭和区)
小林清文建築設計室(愛知県岡崎市)
大建設計:西日本エリア近作集2012-2014(名古屋・大阪・広島)




西日本版
<建築最新事情>
あい設計(広島市東区)
<建築集>
黒川建築設計事務所(岡山市南区)
大建設計:西日本エリア近作集2012-2014(名古屋・大阪・広島)
YURI DESIGN(神戸市東灘区)




九州版
<建築集>
AD建築設計事務所(北九州市小倉南区)




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