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建築ジャーナル
2011
1月号
No.1177
定価:900円+税

特集

アジアが求む!日本人建築家

 


急速な発展を続けるアジア諸国に、仕事の活路を求めて世界中の建築家が進出している。 リスクは大きく、設計料も高くないが、自国では不可能な大規模建築が設計できるチャンスが広がっているからだ。
経済産業省では市場拡大が見込まれる中国(上海)へ日本人デザイナーを送り出す「JAPAN DESIGN+」を始動した。 2010年10月、20組のデザイナーが選ばれ、その内の5組は若手建築家だ。
すでにアジアに進出した建築家、建材メーカーの本音、日本人に仕事を依頼する中国人デベロッパーの実状を追った。

「アジアが求む!日本人建築家」より

■世界一のデベロッパー「万科集団」
「求めるのは斬新で質の高い建築。建築家の国籍は関係ない」付志強 006
■ビジネスを超えてメンターの役割を担う
「Made in JapanからDesigned in Japan, Made in Chinaへ」津島暁生 008
■建材メーカーに聞きました
「不況を嘆く前に、チャンスのある世界に目を向けよ」エスケー化研・スガツネ工業 012
■アルカシア会長が説く資格問題
「一級建築士がアジアでアーキテクトを名乗る時代に!」国広ジョージ 014
■大手組織事務所のアジア戦略
「『アジア』の設計事務所を目指して」久米設計 016
「チャンスがあれば、中国に限らずアジアに出て行く」山下設計 017
■アトリエ事務所 日本から攻める
「『顔の見える』アトリエ事務所にチャンスあり」梅林克 018
■アトリエ事務所 上海で攻める
「多様性と可能性のるつぼに熱意を持って飛び込む」増井辰一郎 019
■中国でもっとも活躍する日本人建築家
「中国での成功が、世界の入り口につながる」迫慶一郎 020



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[ひと]
Close Line 建築基本法制定と建築関連法規の抜本的見直し着手―馬淵澄夫国交大臣 002
オピニオンの視線 アイデアと技術力で、県産材の需要を増やせ―海野洋光 032
設計事務所ダイアリー58 内野輝明(内野設計|徳島市) 065

[ジャーナルギャラリー]
電気のないラオスの村に現地の木と土で快適な小学校をつくる―加藤隆久 025

[論評]
復興小学校をこれ以上壊してはならない―多羅尾直子・日色真帆 024

[地域の話題]
東日本 建設現場の墜落災害を政治で解決を/吉村靖孝提案「CCハウス」 ほか 040
中  部 赤煉瓦造トンネル群、特別公開/安城市で「エコタウン」完成 ほか 044
西日本 京都水族館・専門家検討委員会設置/滋賀でエイブル・アート展 ほか 046
九  州 JR熊本駅東口広場シンポ/岩切平建築展「建築と民俗学」 ほか 050

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(25) イエール大学・アートギャラリー―松隈洋 034
建築と政治 建築界は一つになって国民に提言を―江原幸壱 064

[実務]
古川保の伝統構法万歳!(26) 「水俣エコハウスの材料T」 036
反電磁波講座(61) 「地デジ対応TVで電磁波過敏症に?」―加藤やすこ 038
折り紙建築士養成講座(34) 「上海環球金融中心をつくろう」―木原隆明 058

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(24) 名古屋に表れた石上チルドレン世代 054
World Report(23) 30歳からのグランド・ツアー<3> 松本崇 055
CULTURE CINEMA=志田歩 「ウッドストックがやってくる!」 BOOK=柳々堂 056
Information 057
Focus 060
Letters 55・58年館は法政ブランドの象徴―吉川新吾 062




東日本建築集
伊藤喜三郎建築研究所(東京都品川区) 松下設計(埼玉県さいたま市) 渡辺佐文建築設計事務所(秋田県秋田市) 
アトリエノルド(岩手県盛岡市) 三宅建築設計事務所(山梨県甲府市) 深沢義昭設計事務所(神奈川県横浜市)




中部建築集
日総建/西日本地域事務所特集(静岡・名古屋・大阪・広島・九州)



西日本建築集
柳川瀬建築設計事務所(神戸市中央区) ライフデザイン研究所(大阪市中央区) 大野順作建築研究所(愛媛県今治市)



九州建築集
日建設計・九州オフィス(福岡市)


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