建築ジャーナル
2007 2月号
No.1116
定価：900円＋税
特集
建築教育、次の一手
2月号特集担当／中村文美 表紙写真／今田修二
少子高齢化が進み、公共事業には期待できない。
30万人といわれる一級建築士を抱える建築業界にとって、
今世紀は受難の時代といえる。
混迷する建築界を生き抜くために、 建築教育の見直しから始めたい。
本特集は、躍進が期待される研究室にスポットを当てる。
20世紀では省みられなかった分野への挑戦は、
暗闇を照らす灯台の光や地下に差し込む地上の光とどこか似ている。
大学は偏差値ではなく、目的で選ぶ時代。
建築教育の次の一手はこれだ。
｢建築教育次の一手｣より
| 01 | 松隈研究室 近代建築と模型制作から学ぶ 人々に愛される建築の要件 松隈洋 |
| 02 | 小野田研究室 建築人気と厳しい現場の相克 建築計画者という職能を目指せ 小野田泰明 |
| 03 | 若者のチャレンジ せんだいデザインリーグ2006 卒業設計入賞者に聞く過去、現在、未来 |
| 04 | 国広研究室 ｢近くて遠い裏庭｣を持続型社会に変え、アジアで建築活動家の実践を会得させる 国広ジョージ |
| 05 | 今川研究室 ｢外科医的建築家｣が語る建築延命化と実学のに基づく6年一貫教育 今川憲英 |
| 06 | 畑村研究室 建築は芸術と技術の融合。建築教育に失敗学、危険学の導入を 畑村洋太郎 |
| TOPIC 1 | 建築大好き塾が中・高校生向きの小説を出版 相田武文 |
| TOPIC 2 | キャンパスは名建築、週末はフィールドワーク 武庫川女子大学 |
