建築ジャーナル
2007 1月号
No.1114
定価：900円＋税
特集
使える建築ベスト３
1月号特集担当／浅野未紗子 表紙写真／今田修二
今回は、子どもの遊ぶ場、産業遺産、土木デザイン、美術空間の4つをテーマに設定し、 その道の専門家の方から、ベスト3を選定してもらった。条件は、以下の2つ。
1.日本国内に現存していること
2.特別な許可を得なくても見ることができること
選定にあたっては、有名建築家が設計したか否か、建築界において評価されているか否かは問わないこととした。
建築は、鑑賞するものではなく、｢使う｣もの。｢こいつは、なかなか使えそうだ｣という根拠を探ります。
｢使える建築ベスト3｣より
| 01 | 育つ まち中で子どもが自分を解放できるところ 奥田睦子 てんぱくプレーパーク、つどいの広場｢遊モア｣、Rinのおうち、ピンポンハウス |
| 02 | 生かす 時代を拓いてきた産業遺産 石田正治 琵琶湖疏水、南向発電所、名古屋市演劇練習館｢アクテノン｣ |
| 03 | なじむ ブレイクスルーした土木デザイン 中井祐 太田川基町護岸、日向市駅、苫田ダム |
| 04 | 楽しむ のびのび遊べる美術空間 青野尚子 金沢21世紀美術館、ベネッセアートサイト直島、養老天命反転地 |
