建築ジャーナル |
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12月号特集担当/上田隆 表紙写真/今田修二 建築とは人生の舞台である。そこで、人は、生まれ、育ち、生活し、やがて死ぬ。 だから、無数の人生が交錯する公共建築は、特に、深い精神性を持つべきだろう。 しかし、現実にはそうした建築は少ない。政治の道具や、建築家の表現の場などに利用されることが多い。 そこで1年のしめくくりにふさわしく、「人生と建築」と題し、人間のための公共建築を問い直す。 第1弾は、迷惑施設として忌避される「火葬場」。ここは「死」の施設ではなく、最愛の人の最期を見送ることで、 次の世代が己の「生」を実感し、人生に向き合う場である。日本各地の名火葬場を、火葬研究協会が批評し、編集者が歩いた。 「人生と建築−火葬場篇」より
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[INTERVIEW]
世界を歩いて実感 真に豊かなまちは歴史と信仰を守ること 南里章ニ 02
[論評]
都市再生という名の都市破壊? 五十嵐太郎 04
先祖を敬い、土地に感謝するまちの形 吉本哲郎 05
[地域の話題]
東日本 神田縦貫線反対、常盤台景観問題 ほか 06
中 部 博久塾スタート、一級建築士詐称 ほか 10
西日本 からほりまちアート、JIA建築大会2006奈良 ほか 14
九 州 門司の旧料亭「三宜楼」保存運動、福岡市美術館舞台裏 ほか 18
information 22
オススメABC 伊藤憲夫、松村謙一、元岡展久 24
[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい 19 市街化調整区域に映画館は建てられる 27
設計監理SOS 防水処理を怠り、雨漏り発生 野原良治 28
鈴木床亮のエコヘルス建築学 最終回 神社の改修…「木の国」日本の方式で 29
戸谷英世の当世住宅貧乏物語7 貧困者の吹きだまりの住宅団地 29
反電磁波講座12 過敏症患者の声から生まれた無塗装ストーブ 加藤やすこ 30
[連載]
頁 連載タイトル 連載number 内容 文 52 建築風土記 山形篇 22 みちのくの歴史に彩られたまち 求められる建築の批評精神 56 筑豊通信 50 建築士法改正に向けて、著名建築家は前面に出よ M田イサオ 57 建築養生訓 5 戦時統制下、手作りの木造試験装置 西澤英和 58 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 7 難敷地を好機に活かす 大場浩一郎 60 設計事務所VS大学院生 3 久米設計[HONDA和光ビル] 佐藤大介+
庄司淳史+
辻勇太郎61 設計事務所ダイアリー 12 若林広幸さんの1カ月 若林広幸建築研究所 62 文藝ジャーナル 5 霊南坂にて スペイン大使館物語 江平完司 64 建築をあるく 31 幕張ベイタウン・パティオス 上野タケシ 65 Focus 66 Forum 「地域」から持続可能な社会をつくる
基準法遵守は技術論より先に国語の勉強から癘{育生
M田イサオ
東日本建築集
長谷川逸子・建築計画工房、ユー・アソシエイト、ナベデザインオフィス、
宮田建築事務所、藤井伸一設計事務所、界設計事務所
中部建築集
翔・住空間設計、大嶽達郎建築設計事務所
西日本建築集
寺尾一級建築設計事務所、BOFアーキテクツ、山陽設計、ティーエッチピー
九州建築集
国建
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