建築ジャーナル |
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10月号特集編集担当/浅野未紗子 表紙写真/日紫喜政彦 大モメにモメた。そして住民投票も行うことなく開催してしまった。全国的な認知度も低ければ、地元の人ですら、「ほんなもん人なんて集まるんかね」と冷静だった。しかし、全期間入場券で何十回と訪れる人もざらで、夏休みにはディズニーランド代わりに訪れる家族連れでにぎわった。 結果、来場者は目標の1,500万人を裕に超える2,000万人。万博関係者は「大成功」と安堵した。しかし、誰もがなんとなく違和感を感じているのではないだろうか。「何で今さら万博なのか」と。 2,000万人分の楽しい思い出によって隠されてしまっていることをあえて問いたい。「愛知万博は何を遺したのか」。 「愛知万博遺産」より
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[KJインタビュー]
「人情の笑い」を味わう寄席を、大阪天満に復活 桂三枝 6
[論評]
日本の住宅地の景観はなぜ美しくないのか 斎藤孝彦 8
「名古屋で初めて」をもたらした伝説の人 安住恭子 9
[緊急論考]
アスベスト・欠陥住宅・世界遺産、いずれも事実と反する虚偽報道 黒川紀章 2
[地域の話題]
東日本 美しい景観を創る会「木造VS建築」、洋館付き住宅保存再生ほか 10
中 部 JIA「建築家大会2005東海」、住まいと緑の新しい関係ほか 14
西日本 震災関連から見た建築学会近畿大会、JIA関西建築家大賞ほか 18
九 州 長井浜に建つ現代版竪穴式住居、長崎近代建築模型の取り組みほか 22
informatiom 26
今月の注目の人 29 言葉に頼らない吉村順三の建築を伝える 益子義弘
おすすめの一冊 29 見慣れた街並みを再構築させられる快感 矢野裕之
[安心安全住宅ニュース]
古川保のこんなものほしい(5)続やっぱり欲しい木の風呂 31
設計監理SOS 32
住宅問題の裏が見えるコラム(67)介護保険給付額から見たコンパクトシティーの意味 松本恭治 34
[連載]
頁 連載タイトル 連載number 内容 文 48 建築風土記・三重県津市 10 歴史に安住しない新陳代謝を続ける都市、伊勢 52 筑豊通信 37 自己診断を促す前に技術的再教育が先決 濱田イサオ 53 佐久間慎一郎の建築風景 22 橋寺 佐久間慎一郎 54 CMが建築を変える 51 CMの実践手法(報酬編1) 小菅哲 56 基礎から学ぶ設計事務所の家づくり 8 nLDKを見直す住まいづくり 私の設計手法 矢作昌成 58 仮設住宅改造計画 4 今、新潟中越地震で必要なのは「家屋修復」 長谷川順一 60 建築の継承を科学する 3 萬來舎-これは保存かレプリカか 河合正朝+
篠田義男+
鈴木恒男62 建築教育の実験オープンスクール 2 ラージファームVS大学院生 64 新連載・住宅を読み解く 1 萱振の家 鬼頭梓+
山下和正+
吉田研介+
渡辺武信67 建築をあるく 17 大手町VS丸の内有楽町モダン 佐々木善樹 68 投稿・PFIの表現から PFIでも名建築は可能 東京都港区での実践と評価
東日本建築集
レーモンド設計事務所、日総建仙台事務所、大建設計
西日本建築集
KIA都市建築研究所、後藤建築・環境設計事務所、アトリエm、福井建築設計事務所
中部建築集
藤川原設計
九州建築集
団建築事務所
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