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建築ジャーナル
2014
5月号
No.1224
定価:900円+税

特集

工事監理どうしてる?

 


設計者は工事が開始したと同時に「監理者」と呼び名が変わり、建築主に代わって、監理者は、設計図面どおりに施工されるように、現場をまとめていく。
「工事監理」とは建築士の独占業務となるが、監理の業務内容、回数が設計者によって実にさまざまだ。中には現場に滅多に行かない、現場に行っても適切な確認・是正ができない設計者も少なくない。本特集では設計事務所の「監理」のあれこれについて伝授する。

「工事監理どうしてる?」より

■構造監理はなぜ必要か
工事管理者と設計者(工事監理者)のダブルチェック、構造工事は入念に|荻原幸雄

008
■第三者監理?公共建築の場合
建築には設計・監理一括方式を! 設計意図、精神性の継承が大切|鳥居久保
012
いかに設計意図を伝えるか。第三者監理は意識向上につながる|上原秀文
013
「第三者」でも完成に誇り。適正な報酬の支払いを|渡邉文雄
014
■第三者監理?住宅の場合
大切なのは、公正中立、現場主義。双方が気持ち良くなる家づくりを|逸見 久

016
図面の不備、施工の不具合を是正し依頼者と施工者の良好関係を構築|長尾聖司
018
■構造設計事務所の立場から
監理のできない仕事はお断り! 遠方でも構造検査は毎回確認|徐 光

021



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九州版



【追悼】
田邉尚美さんをしのぶ―鋤納忠治 005

【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [17] 静かなる建築の凄み―佐藤義信 003

【批評】
都市計画は誰のためにあるか [27] ゲントのレイエ川・グラスレイ―中野恒明 042
前川國男の求めたもの [26] 抽象化への隘路の中で―松隈 洋 046
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [17] 他者とともによりよく生きる―延藤安弘 050

【建築と政治】
2020年は明るい社会か―江原幸壱 052

【地域の話題】
東日本 フォーラム「国立競技場を捨ててよいのか」、若手建築家を対象に海外での活動支援、
      <福島>震災後からの戦い、<横浜>新しい交通インフラ「チョイモビ」 028

中  部 松阪市「新保健センター」コンペは藤川原設計が最優秀賞、
      名古屋市スマートフォンアプリ「なごやデザイン&アーツ」配信 032

西日本 <近江八幡>セルフビルドでヴォーリズ建築を保存再生A、
      <京都>土壁の可能性、時代に合わせた手法で未来へ継承A 034

九  州 再考・長崎県庁移転問題、JR長崎駅新駅舎と駅前広場プロポは設計領域チームを選定、
      <玉名>灯りが人とまちを繋ぐ、<串間>ガードレールから景観づくりへ! 036

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [65] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その9 024
反電磁波講座 [102] 「基地局のルールづくりで被害の防止を」―加藤やすこ 026

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [64] 「中国人初のプリツカー賞受賞建築家、王澍」 045
まちの胃袋 [29] 「男鮨のネカセかいわれ寿司 愛媛県宇和島市」 山崎 亮 058
Letters さいたま地方裁判所、建築確認を違法と判断―三浦忠司 054
Information 002


※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります



東日本版建築集
<建築集>
針生承一建築研究所(宮城県仙台市) K2・PLAN 本多建築設計事務所(東京都新宿区)
飯𠮷建築設計事務所(東京都豊島区)




中部版建築集
<建築集>
松永和廣設計事務所(静岡市清水区) 




西日本版建築集
<建築最新事情京都編>
小田裕美建築設計事務所 角田暁治+アトリエ・K建築研究室 川畑昌弘設計工房
キアラ建築研究機関 京都建築事務所 燦設計室 翔設計工房 中村設計 Mac建築デザイン研究所
<建築最新事情>
ザ・リッツ・カールトン京都 日建設計(大阪市中央区)




九州版建築集
<建築集>
アーバンビジョン建築事務所(大分県大分市)




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