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建築ジャーナル
2013
11月号
No.1218
定価:900円+税

特集

空き家を街の社会資産へ生かそう

 


家余りの時代を迎え、全国各地で空き家問題が浮上している。少子・高齢社会となり、世帯数は2015年頃をピークに、その後は減少することが予想され、空き家のさらなる増加が懸念されている。 空き家対策は、概ね「利活用」あるいは「処分」に分かれるだろう。今後、空き家に関する国・自治体の施策づくり、空き家の供給側と需要側を結ぶ窓口の設置や市場性の確保などが急がれるが、本特集では、空き家の利活用に取り組む各地のさまざまな事例を紹介したい。

「空き家を街の社会資産へ生かそう」より

■空き家を高齢者・障害者のための居住空間へ
建築と福祉の関連法規を見直し、空き家の福祉転用を|松田雄二
店舗付き共同住宅を重度身体障害者グループホームに転用|大須賀裕子

006
■伊勢河崎流 空き家・空き蔵再生術
地域資源の空き蔵に着目したまちづくり|高橋 徹

008
■香川式 空き家再生術
暗中模索しながら、空き家の需要掘り起こす|小西 勇

009
■尾道式 空き家再生術
お金をかけず、無理しない イベント的に楽しめるプログラムを多数用意|豊田雅子

010
■ニュータウンの空き室再生術
学生のアイデアで団地再生  「特区」的扱いも必要|村上 心

013
■空き家となった古民家再生
古民家再生が、日本の里山も保全する|安藤邦廣

014



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東日本版
中部版
西日本版
九州版



【ひと】
兼松紘一郎が巡る建築家模様 [11] 居場所を設計する―鮎川 透 003

【批評】
建築保存のポリエードル [23] テンポラリー・ユース―笠原一人 020
関西建築・新世代 [6] ドットアーキテクツ 前編 地域が自走する状況をデザインする―倉方俊輔 032
都市計画は誰のためにあるか [21] サンアントニオ・パセオ・デル・リオの例―中野恒明 040
前川國男の求めたもの [20] オリンピック東京大会が遺したもの―松隈洋 044
絵本のなかのコミュニティ・ビタミン [11] 友愛の分かち合いは世界を変える―延藤安弘 048

【建築と政治】
超超高齢時代の国土計画と住宅政策―江原幸壱 050

【地域の話題】
東日本 長野県木島平村役場・村民会館設計プロポ最優秀者はシーラカンスアンドアソシエイツ、
      【福島】建築家が「福島ユナイテッドFC」の代表に 026

中  部 コンペ「未来の風景をつくる」A、手づくりソーラーパネル推進、
      建て主とのトラブル回避術 028

西日本 【鳥取】鳥取市庁舎問題、住民投票結果の否定は日本初!
      【今治】今治市公会堂 耐震改修工事完了 030

九  州 くまもとアートポリスの選考結果を検証する その1 天草新庁舎、
熊本市の建築“破壊”行政を検証する その2、【鹿児島】ヒキモン再考 034

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [59] 「あたしの家」から分かる建築のマコト その3 022
反電磁波講座 [96] 「無線通信のエネルギー消費は有線の10倍」―加藤やすこ 024
森のある暮らし [11] 「日本の森林が荒廃しても、外材を使いますか」―辻垣正彦 025

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [58] 「強靭な次世代建築家を生む辛口でハードな議論」 043
まちの胃袋 [23] 「issinのカツサンド 鹿児島県鹿児島市」 山崎亮 052
Information 002


※以下は、それぞれ地域版ごとの掲載になります



東日本版建築集
<建築最新事情>梶建築設計事務所(東京都千代田区)
<建築集>ドーコン 建築都市部(北海道札幌市) sum design(神奈川県川崎市)




中部版建築集
<建築最新事情>岐阜県立恵那高等学校・神戸町立神戸小学校/デザインボックス(岐阜県岐阜市)




西日本版建築集
<建築集>宮本設計(兵庫県宝塚市) クレアール建築デザイン(大阪市西区)
溜谷設計(奈良県天理市) TAKUMI建築設計室(奈良県橿原市)
柳川賢次建築設計事務所(兵庫県西宮市) 庄司洋建築設計事務所(兵庫県西宮市)




九州版建築集
<建築集>アルフデザイン(佐賀県佐賀市) 岩根英紀建築設計事務所(福岡市中央区)




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