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建築ジャーナル
2013
8月号
No.1215
定価:900円+税

特集

土壁の伝統構法が示す省エネ力

 


国土交通省、経済産業省の告示にて、2013年10月1日から住宅における省エネ基準が改正され、2020年を目途にすべての新築建築物に対して、改正省エネ基準の適合義務化としている。改正省エネ基準では、省エネ手法の採用例として、外皮の断熱化があげられ、本特集で取り上げる「土壁」は厳しい条件に置かれているが、土壁が夏は涼しく、冬は暖かい室内環境をもたらしていることが分かる。高気密の住宅をつくり、高効率機器の設備を採用しなくても、自然素材を使った土壁の住宅づくりに注目してもらいたい。

「土壁の伝統構法が示す省エネ力」より

■密度高い内外真壁づくり
室内温熱環境の計測が教える伝統構法の高い性能|高橋昌巳

008
■外断熱を+した伝統構法の進化系
「閉じた家」ではなく、「開かれた家」を。
        改正省エネ法に時間軸の評価を入れて|山田貴宏

012



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【Close Line】
日本は「水素エネルギー」でイニシアティブをとれ―金田武司 016

【ひと】
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【批評】
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【建築と政治】
震災復興の達成度によって、日本建築学会新会長の真価が問われる―江原幸壱 056

【地域の話題】
東日本 被災した歴史的建造物の調査・支援活動、第2回吉阪隆正賞に坂口恭平氏ほか、
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中  部 「あいちトリエンナーレ2013」、すまいの建築家展vol.1、「トランジットスタジオ」オープン
      【沼津】建築士はまちのファシリテーターに 034

西日本 【大阪】大大阪時代の元精華小学校校舎の魅力、
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九  州 くまもとアートポリス新テーマへ移行宣言、仮設住宅シンポジウム
      【福岡】2周年の「博多シティ」、【沖縄】ストック時代への挑戦 042

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [56] 「民家再生は伝統構法を学習してから」 024
反電磁波講座 [93] 「電磁波の影響に注目する研究者たち」―加藤やすこ 026
森のある暮らし [8] 「建築・住まいづくりは、環境、貧困、戦争にリンクする」―辻垣正彦・河合孝 027

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [55] 「静岡のふじのくに⇔せかい演劇祭2013」 049
まちの胃袋 [20] 「板鼻館のタルタルソースカツ丼 群馬県安中市」 山崎亮 058
Information 002




東日本建築集
<建築集>鈴木弘人設計事務所(宮城県仙台市) エスデー建築研究所(新潟県新潟市・上越市)
水一臣建築事務所(東京都武蔵野市) コア建築設計工房(神奈川県横浜市) ARI設計(宮城県仙台市)




中部建築集
<建築集>INA新建築研究所名古屋支店/大阪支店 上野建築研究所(三重県伊賀市)
創建築事務所(富山県高岡市)




西日本建築集
<建築集>INA新建築研究所大阪支店/名古屋支店 アトリエバウ建築設計事務所(愛媛県松山市)



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