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建築ジャーナル
2012
12月号
No.1206
定価:900円+税

特集

アートがもたらすホスピタリティー

 


日本は今、空前の美術鑑賞ブームと言われている。趣向を凝らした企画展示が全国の美術館各地で開催され、おおむね好評を博しているのは、マスメディアの力も大きいだろうが、芸術文化に対する人々の関心の表れだろう。一過性のブームに終わらせるのではなく、美術館以外の施設および、街なみにおいても、アートのもたらす効果を分析し、アートの起用に目を向けてほしい。

「アートがもたらすホスピタリティー」より

サイン・アートが人と空間を繋ぐ|西川潔
004
人と場所を繋げるアートから、人と人を繋げるアートへ|深澤重幸
006
環境を通して、人を幸せにする|戸倉蓉子
008
芸術的感性は研究の“ひらめき”につながる|足立守
011
子どもたちの意見を反映して葛飾区内の学校トイレを全面改修|齋藤登
012
名古屋第二赤十字病院:ウォールペイントでストーリー性のある空間に|鈴木賢一
014
西脇市立西脇病院:アートプログラムで病院の新たな価値を問いかける|杉山武毅
016



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九州版



【批評】
建築保存のポリエードル [12] 巨大工場の保存・活用―笠原一人 018
透けた明るさ [12] 「名作住宅の構造デザイン」 RIAの一連の住宅について―小野暁彦 020
都市計画は誰のためにあるか [10] 水辺都市―ウォーターフロントの再生1―中野恒明 040
淵上正幸の遥かなル・コルビュジエを追って [終] 「ドラマ性をもつコルビュジエの建築」 044
前川國男の求めたもの [9] 日本への帰国と建築界の状況―松隈洋 046

【建築と政治】
改正省エネ法と地球温暖化ムラ―江原幸壱 050

【地域の話題】
東日本 区民への配慮がない学校跡地利用計画に抗議噴出、後藤研究室、ソーラーデカスロン 026
中  部 体育館に避難所としての機能を、倉庫をオフィスに再生 030
西日本 京都会館と大阪中央郵便局の解体から、丹下健三生誕100周年プロジェクト 032
九  州 長崎新県庁舎プロポ、九州北部豪雨災害現場リポート、鹿児島市の歴史と景観シンポ 034

【実務】
古川保の伝統構法万歳! [48] 「我が輩はシロアリである。」 022
反電磁波講座 [85] 「健康被害に苦しむ住民の訴えを棄却」―加藤やすこ 024
World Report [35] ヘルシンキ中央図書館コンペからわかる公共施設のあり方―中尾忍 038

【NEWS】
五十嵐太郎の先読み編集局 [47] それぞれの国が受けとめる311展 043
まちの胃袋 [12] 「「丸星」のラーメン 福岡県久留米市」 山崎亮 054
Information 039
Focus 052




東日本建築集
<建築集>カトウ建築事務所(千葉県千葉市) 早川建築事務所(茨城県水戸市)
ナカノ建築設計事務所(東京都港区) 小西建築工房(北海道札幌市) 
石本建築事務所(北海道札幌市)




中部建築集
<建築最新事情>日本設計中部支社(名古屋市中区)
<建築集>彦坂昌宏建築設計事務所(愛知県豊橋市)



西日本建築集
<建築集>創建社D&R設計(大阪市中央区)



九州建築集
<建築最新事情>日本設計中部支社(名古屋市中区)



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