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建築ジャーナル
2011
10月号
No.1188
定価:900円+税

特集

「仮設」は何を再建するのか?

 


応急仮設住宅の建設が終わろうとしている。2年間限定の仮住まいとはいえ、仮設住宅は重要な「建築」である。建築家にとって、被災地における最大の「支援」は、(仮設・復興)住宅のあり方を真剣に考え、実践していくことではないか? 復興住宅をはじめとする町の再建に向けて、これからも続く「仮設」に求められる建築家の職能・職域を問いかけたい。 

「「仮設」は何を再建するのか?」より

■福島型仮設住宅の経験を全国に―辺見美津男・浦部智義・滑田崇志
004
■まちづくりの主体を育む仮設住宅のリノベーション―新堀 学
008
■《仮設》を通じて考える「建築とは何か?」―伊東豊雄
011
■国内外から問合せ続くコンテナ建築の「次の一手」―吉村靖孝
014
■国際NGOでの仮設建築の経験 被災地は建築家を求めている―江崎貴洋
016
■福島県三春町仮設住宅ルポ
007



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東日本版
中部版
西日本版
九州版



[震災で建築家は何ができるのか]
行動する建築家C 香川県から被災地に届けた組み立て可能なシャワー室―平野祐一 042

[建築と政治]
日本文化を滅ぼすのは、温暖化対策に従順な日本人―江原幸壱 052

[ひと]
【インタビュー】次世代に不安を残さない毅然とした震災復興が日本建築学会の責務―和田章 022

[批評]
モダニズム建築のメッセージ [34] 広島ピースセンター(丹下健三)―松隈洋 024
淵上正幸の遥かなるル・コルビュジエを追って [4] 「ロンシャンの教会」 048

[地域の話題]
東日本 今村雅樹氏の「オープン」「クローズ」の設計手法/津波と設計者責任 ほか 032
中  部 設楽町新庁舎プロポは伊藤建築設計事務所に決定/心地よい家づくりを楽しんで ほか 034
西日本 京都国際会館で「建設映像」/広島の戦後建築「京橋会館」見学会 036
九  州 コミュニケーション重視の宇土小学校の設計プロセス/3.11以降の都市と哲学 040

[実務]
美しき構造設計の世界 [22] 「東京ドーム」―萬田隆 026
古川保の伝統構法万歳! [35] 『「家のつくりようは冬を旨とすべし」で良いだろうか』 028
反電磁波講座 [71]  「売上伸ばすWiFiとタブレットPCの電磁波って」―加藤やすこ 030
折り紙建築士養成講座 [43] 「相貫体をつくろう―CADで描く型図」―木原隆明 050

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局 [33] 段ボールを突破口に、藤村和成の個人活動 044
World Report [31] オランダにおける建築の保存・改修教育 笠原一人 045
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド (6) 『20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ』 納見健悟 046
Information 047
Letters 鳥取市庁舎問題は終わっていないー吉田幹男 054
Letters リスク・マネジメントを町づくりの基本にー上谷重男 056
Focus 031




東日本建築集
日総建(東京都渋谷区) UCA・都市・建築設計事務所(千葉県袖ヶ浦市) 藤井建築設計(東京都町田市)
住空間設計LIVES(栃木県河内郡) ワイツー設計(東京都杉並区)



中部建築集
堀之内建築デザイン設計事務所(名古屋市中区) 小林吉則建築計画室(石川県金沢市)



西日本建築集
谷口望設計室(大阪市福島区) メディカルサポートいのうえ(山口県柳井市) 空間設計(大阪市中央区)
ARCHIXXX眞野サトル建築デザイン室(大阪市北区) 小林吉則建築計画室(石川県金沢市) 環境設計(兵庫県神崎郡福崎町)



九州建築集
田中博昭建築設計室(佐賀県西松浦郡有田町)


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