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建築ジャーナル
2011
9月号
No.1187
定価:900円+税

特集

脱原発…その2―自然エネルギーは使えるか

 


自家発電で電気をつくり、電力会社より安い値段で電気を販売するPPSという存在があることも、分散する建物を結び、ガスやエネルギーを融通しあうシステムの方法も、電気を使わなくても家も冷蔵庫もできる方法など、エネルギー問題を掘り下げていくと、今まで知られていないことが湯水のように出てくる。電気は電力会社から買うものという固定観念からときほぐし、安全で安定に供給できるエネルギーは何が最適か、ライフスタイルや建築・都市のつくりかたもあわせて考えたい。

「脱原発…その2―自然エネルギーは使えるか」より

■立川市内53施設の電気をPPSに替えて電気料金は約3割削減―大沢ゆたか
004
■分散する建物を結び、エネルギーを融通しあう千住SEN―久米設計
006
■ローコスト、短期施工、素人でもできる「非電化建築」―藤村靖之
012
■世界はCO2温暖化説を否定、原発を存続させる理由はまったくない―広瀬 隆
016



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東日本版
中部版
西日本版
九州版



[震災で建築家は何ができるのか]
東北の建築家B 雄勝の硯会館と共同住宅計画 044
行動する建築家B 女川町、大槌町のジオラマを1/5000で製作―鯨井勇 048

[ひと]
オピニオンの視線 産業遺産は「当たり前」の大切さを教えてくれる場所―前畑洋平・温子 020

[ジャーナルギャラリー]
愛知県立芸術大学が問うもの―大橋富夫+永田昌民 029

[建築と政治]
エネルギー・シフトの前に「地球温暖化説」を考える―江原幸壱 056

[批評]
モダニズム建築のメッセージ (33) 宇部市民館(村野藤吾)―松隈洋 022

[地域の話題]
東日本 法政大学建築学部総力でつくる55/58年館再生案/群馬音楽センター壊さないと市長明言 ほか 032
中  部 掛川教会設計コンペ/「なごや歴まちびと」誕生 ほか 036
西日本 「民都大阪」の魅力を知る展覧会/CitySwitch2010出雲 ほか 038
九  州 宇城市立豊野小中一貫校計画その3/折り紙建築を建築教育に導入 042

[実務]
古川保の伝統構法万歳!(34) 「水俣エコハウスの屋根と床の断熱性能」 024
反電磁波講座 (70)  「電磁波過敏症の研究者への圧力」―加藤やすこ 026
折り紙建築士養成講座 (42) 「傾斜屋根の建物をつくろう」―木原隆明 054

[NEWS]
Focus 028
五十嵐太郎の先読み編集局 (32) 日本的なものとオーストラリア的なもの 050
World Report (30) オランダにおけるにおけるモダニズム建築の再建問題 笠原一人 051
実務者のためのマネジメント・ブック・ガイド (5) 『ファシリテーター養成講座』 納見健悟 052
Information 053
Letters 福島の子どもたちの将来のために高線量地帯から自主避難を 川根眞也 059




東日本建築集
クレイズプラン(新潟県新潟市) 宮崎 均/REP研究所(さいたま市浦和区)
大谷忠建築設計事務所(東京都立川市) USC街・空間計画(横浜市保土ヶ谷区)



中部建築集
塚原建築研究所(岐阜県岐阜市)



西日本建築集
アルファ建築設計事務所(大阪府吹田市) 塚口明洋建築研究室(大阪市西区)
A-Studio一級建築士事務所(京都市上京区) 小西設計(大阪市西区)



九州建築集
Y設計室(福岡市)


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