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建築ジャーナル
2009
10月号
No.1156
定価:900円+税

特集

21世紀型高齢者施設はこれだ!

 


介護保険制度がスタートした2001年は1,000万人前後だった75歳以上の高齢者は、 団塊の世代(1947〜1949年生まれ)が75歳に達する2025年には2,200万人と、ほぼ2倍に達する。
中でも、首都圏をはじめとする都市部の高齢化は深刻だ。
自分の高齢期をどこで過ごし、また、高齢となった家族をどこで見守り、看取りたいか。
従来の在宅それとも施設の二者選択だけではない、快適で安心な高齢社会を考えてみたい。

「21世紀型高齢者施設はこれだ!」より

■猪瀬直樹 東京副知事
「施設整備は財政上困難。全国基準を緩和し『ケア付住まい』を増やす」
■コラム1 東京都品川区
閉校になった中学校を高齢者福祉施設に改修
■大阪府・街かどデイハウス
「既存の施設・人的資源を活用し地域に根ざす活動をつづける」
■第二宅老所よりあい
「ひとりひとりの問題と向き合い、住み慣れたまちで最期を迎える」
■総合ケアセンター榛名荘
「ホームセンターを高齢者施設に改修し、地方再生に寄与」
■けま喜楽苑
「全室個室・ユニット化は絶対条件。『施設』ではなく『住まい』を提供」 
■高橋紘士 立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科教授
「巨大施設は大量生産と同じ。介護サービスは在宅で24時間を受ける時代に」
■コラム2 新潟県長岡市
高齢者総合ケアセンターこぶし園の実践
■厚生労働省
2011年までに16万人分の介護施設・地域介護の整備を目標
■特養ホームを良くする市民の会
特養ホーム「全室個室化」の実現を
■中田清 全国老人福祉施設協議会会長
「待機者45万人を受け入れるために国は多床室の整備を急げ」

建築ジャーナル10月号表紙

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東日本版
中部版
西日本版
九州版

[ひと]
オピニオンの視線 4年間で「市民協働」の礎を築いた ― 邑上守正 028
設計事務所ダイアリー(43) 金城豊(門一級建築士事務所|沖縄県南風原町) 063

[論評]
民主党政権で環境・住宅政策が劇的に変わる ― 山岡淳一郎 027

[地域の話題]
東日本 構造の大家木村俊彦氏を偲ぶ/「下北沢に道路は要らない」シンポ ほか 040
中  部 プロポーザル「うかいミュージアム」の最優秀者は整備計画作成者 ほか 044
西日本 水の都・大阪の復権なるか/京都水族館続報/和歌山県営水泳場プロポ ほか 046
九  州 九州デザインシャレットin別府/木造3階建温泉旅館を考えるシンポ ほか 050

[批評]
モダニズム建築のメッセージ(10) 日土小学校 ― 松隈洋 034
布野修司の現代建築家批評(22) 象設計集団の軌跡 056

[実務]
美しき構造設計の世界(10) 「マンジャロッティの一連の作品」 ― 岡村仁 030
古川保の伝統構法万歳!(12) 「伝統的構法の住宅実例2」 036 (CPD単位取得プログラム)
神田順の「建築基本法」をつくろう(7) 「建築を『社会資産』にするルールを」  038
反電磁波講座(46) 「基地局周辺の調査を市民が発表」 ― 加藤やすこ 039 (CPD単位取得プログラム)
折り紙建築士養成講座 [19] 「モニュメント―祈りの屋根をつくろう」 ― 木原隆明 054 (CPD単位取得プログラム)

[NEWS]
五十嵐太郎の先読み編集局(10) 「こたつ問題」をめぐって 032
World Report(10) マリ共和国その2 宗本晋作 062
CULTURE CINEMA=志田歩 「のんちゃんのり弁」 BOOK=柳々堂 052
Information 053
Focus 060
Letters 東京中央郵便局庁舎・確認申請未提出で工事着手か?!  064




東日本建築集
リカルドトッサーニ アーキテクチャー、永峰綜合計画事務所、加藤隆久都市建築事務所、TOS計画工房
SPAZIO建築設計事務所、アカサカシンイチロウアトリエ




中部建築集
西川設計室



西日本建築集
大阪山田守建築事務所、地域計画建築研究所(アルパック)、井上建築設計事務所、一級建築士事務所 ウーズ




九州建築集
一級建築士事務所 土公建築・環境設計室


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