建築ジャーナル
2007 4月号
No.1120
定価：900円＋税
特集
｢ロストジェネレーション｣って呼ばないで！
4月号特集担当／浅野未紗子 表紙写真／今田修二
｢若いヤツは…｣という台詞はいつの時代にも言われる。 だが、朝日新聞が今年の正月に特集した｢ロストジェネレーション｣でも分かるように、そう単純な話ではなかった。 バブル崩壊後の｢失われた10年｣に社会人となった、現在25歳から35歳の約2,000万人。 これまでの価値観が大きく揺らぎ、高度情報化社会にもまれながら、｢個性を持て｣と迫られる。 既存の枠にとらわれず、自由な尺度で建築にかかわろうとする若手建築設計者の生き方から、これからの建築の姿を探りたい。
『｢ロストジェネーレション｣って呼ばないで！』より
| 01 | 30代の構図 ロストジェネレーションの建築家を読む 飯島洋一 |
| 02-1 | 30代の挑戦 設計業務から離れながら、建築に近づいていきたい 滝口聡司 |
| 02-2 | 30代の挑戦 東京での現場経験を自信に新しい拠点で模索 亀山直央／史子 |
| 02-3 | 30代の挑戦 みんなが建築を楽しめるチャンスを タカマスヨシコ |
| 02-4 | 30代の挑戦 最小限コミュニティで社会は変えられる 石井大一朗 |
| 02-5 | 30代の挑戦 模型的建築をつくる若手とは一線を引きたい 荒谷省午 |
| 03 | 30代のトップランナー 時代や世代に捉われない建築を信じている 藤本壮介 |
| TOPIC | うるさいおじさんから一言 ガチンコで図面を描け 植田英明 視野を広げ建築の本質に向かえ 中野稔久 |
