建築ジャーナル
2008 8月号
No.1139
定価：900円＋税
特集
設計事務所の独立指南
8月号特集担当／定金史子 表紙写真／川本史織 （YUKARI ART CONTEMPORARY）
設計事務所を運営していくためには、建築主から信頼される設計者であることはもちろん、健全な収支バランスをとり、 事務所を存続させていく経営者としての立場も要求される。
改正建築基準法に続き、11月28日には改正建築士法が施行され、建築業界を取り巻く環境がますます混迷する今、 設計事務所を設立するのは至難の業だ。
組織事務所・アトリエ事務所出身、仲間と事務所を共同設立…。 さまざまな経緯を辿って、それぞれに個性を輝かせている気鋭の若手所長。 独自のスタンスで建築道を切り開いてきた著名建築家などなど。
彼らの経験談には、独立手法の鍵を開けるヒントがたくさん詰まっている。
｢設計事務所の独立指南｣より
| ■設計事務所の独立ノウハウ｜筑波幸一郎 |
| ■就職しないまま25歳でデビュー ｢組織｣より｢個｣の自由を選択｜竹山聖  |
| ■若手所長に聞く独立ケーススタディ ・「つくる場所」を求めて中国で独立。これからは中国を拠点に各地へ｜松原弘典 ・ローカルに徹し、国境を超える｜森田一弥 ・休日のコンペ活動から事務所設立。常に戦い続けることが信条 ｜香川貴範・伊藤立平・岸上純子 ・30歳独立を有言実行。事務所名が示す強い意志｜井上聡  |
| ■組織事務所に見る 能力を生かすワークスタイルとは？ ・事務所の方針と自身のスタンスがマッチ。「素材感」の追求で個性を輝かせる ｜江副敏史 ・大手事務所から42歳で独立。辞めた事務所とも協力できるいい関係 |
| ■これさえ知っておけば大丈夫 国土交通省に聞く「管理建築士制度」 事務所を開くための10の質問 |
| ■独立したい人へ 先輩からの激励 ・追い詰められたところから戦いを挑め｜伊東豊雄 ・｢普通の目」を持つことが最大の営業力｜青木茂  |
