建築ジャーナル
2007 3月号
No.1118
定価：900円＋税
特集
ファシリテーター列伝
3月号特集担当／上田隆 表紙写真／今田修二
透明な枝の先に輝くカビの胞子は、軽やかに風に舞う。
落ちたところに滋養を吸って、生命体となるように、
人間の都市やまちもつくれないだろうか。
建築やまちづくりのファシリテーターは、地域の人たちの声を聞き、
ネットワークをつなぎ、育む仕事をする。
これは時代が求める新しい建築家像ではないか。
その見本となる魅力的な人たちの仕事と人生を紹介したい。
｢ファシリテーター列伝｣より
| 01 | 列伝@ 創造的方法論を築く ワークショップで地域力を取り戻せ！ 伊藤雅春 |
| 02 | 列伝A 利益の共通項が公益だ 住民の生活要求を引っぱり出して前に進める 黒崎羊二 |
| 03 | 列伝B 攻めて本音を聞け 人とまちのパワーを束ね、骨太に組み立てていく 鮎川透 |
| 04-1 | まちづくり人列伝@ 斜陽化したまちの起死回生 暮らしから発想し、｢引き算のまちづくり｣を実践する 岡田文淑 |
| 04-2 | まちづくり人列伝A 商店街の知恵者が仕掛ける なにわ商人の戦略と粘りで、アイデアを開花させる 草野則一 |
| 05 | 新しいファシリテーター像 ファシリテーターになるには ファシリテーションは｢やさしい革命｣ 中野民夫 |
| TOPIC | ワークショップと住宅設計は似ている 寺本和雄 |
